こんばんは。
今朝起きると一面真っ白。
私が就寝した3時には雪はなかったから
その間に降ったのか。
そして
今年はじめての 雪かき。
改めて 今年の雪の少なさを感じましたよ。
さてさて、今日ある1冊の本ができあがりました。
生徒さんのご依頼の本で、
ワードで内容を作り、印刷会社さんに簡単な冊子印刷を頼みました。
本といっても 20ページぐらいの本です。

しかし、内容は深く重いものです。
生徒さん(70代)のお母さん(90歳)が戦争時、
満州で暮らし、そこで終戦を迎え
どのように石川県まで帰ってきたかを
書きまとめたものでした。
孫(30代)が 大学の課題として
祖父母に聞き取りをしたとのこと。
書かれた内容は
衝撃的なものもありました。
玉音放送で終戦を迎えた後での場面
「1日にして天地がひっくり返りました。
会社では暴動が起き、全員集合の声で行くと
青酸カリが渡されました。」
生徒さんとお母さんが満州から帰国する際の
船での場面
「 朝起きると3、4歳ころの幼い子供が
裸で栄養出張でおなかをパンパンになって死んでいるのを
毎日2、3人みました。」
想像するだけで 恐ろしい・・・
どうしても戦争は、テレビや映画の中であって
身近にそのような話をしてくれる人はいませんでした。
こんなに身近に感じたのは初めてです。
それとともに、自分の祖母に戦争時のことを
ゆっくり聞いたことなんてなかったな〜と思い出しました。
つらい思い出を思い出すのつらいもの。
なので、このような話は 伝わりにくいものに
なっていったのかな
これを聞いた お孫さんは
それまで 全く自分の祖母がそんな体験をしてるとは
全く知らなかったそうで。
聞き始めたら、祖父母ともに堰を切ったように
話し出したそうです。
おばあちゃんも 聞いてほしかったかな。
おばあちゃんも 伝えたかったかな。
と 今はかなわず 思いに 残念です
聞ける方が身近にいたならば
生の声を聴いてみたいですね。
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